さようならとじゃあね。

皆さんはどう使い分けてますか?

さようならとじゃあね

どちらも意味合いは同じです。

日本語だけには限りませんが、

言葉とは面白いもので、

同じ意味の言葉を使い分けることによって意味だけではなく、

その時の感情や、その言葉を伝える相手への敬意を表すことができます。

義務教育を受けてきた人ならある程度の受け取り方は同じだと思います。

小さい頃は学校で

さようならは先生に向けて、じゃあねは友人に向けて使ったのではないかと思います。

けれど、大人になるに連れ

さようならは使うことが減る。なぜなら、じゃあねよりも相手を悲しみ、寂しさを感じさせる言葉だからだ。

もう会わない、会うことがないだろうと言う意味が込められている。

相対的にじゃあねは”また“の意味が隠されていて、もう一度会う可能性があると感じさせる言葉だ。

人は潜在的に会いたいと思う人にはじゃあね。会いたいと思わない人にはさようなら。と使い分けをする。

 

男女の別れの際、どちらがを使うのが正しいのだろう。

私がさようならと言って、彼がじゃあねと返す。

この使い分けにはどう言った意図があったのだろう。

彼が言ったじゃあねは私の心の中で残り続け、それが足枷となり、次へと進もうとする私を苦しませる事を

彼は考えていたのだろうか。

確かに私たちは喧嘩別れでは無い、だからと言って相手に希望を与える言葉は

その人の未来、将来を左右すると言う事を知っていて欲しい。

時にはそれが取り返しのつかないことへと発展する前に。