私の夢

小学校の頃や、中学から高校、大学に進学する時、

親や大人達は“将来の夢は?""将来何になりたいの?”と子供達に尋ねる。

私はその光景が不思議だった。

私は昔からその質問が嫌いだった。

夢がない人は夢を見つけるべきだと言われている様な気がして。

自分が何かをしたり、何者かにならなければいけない様な気がして。

私の夢は、幸せになること。

それなのに、両親はそう考える私を許してはくれない。

“僕はサッカー選手になる” や “私は看護師さんになって困っている人を助けたい” は

夢として許されるのに、、、

なぜ、ただ幸せだけをを望むことは許されないのだろう。

ただ生きていればいいじゃ無いか、ただ生きて好きな事をしていればと。

生きているだけで偉いだろう。生きて自分の幸せを願うだけでも偉いだろう。

だけど、この社会は生きているだけでは許されない。

人と人を支えるために、何か利益を生み出さなければならいのだ。

そして、何者かにならなければならない。